ほらー!ヘビが出てきたー!

こんにちは!ばあばです。

ピロリが小さい頃、大人しい時はわるそうをしてる時か病気の時。

それ以外はほぼ騒々しく走ってるか泣いてばかりいました。

走ってパタリと倒れるとぐーぐー寝てる感じで、夜寝る前に絵本を1時間くらい読むのですが、たいてい絵本を開いた時にはほぼ夢の中。

きっとしあわせな時間を過ごしていたんでしょう。

2歳頃のこと、じいじが玄関で革靴を磨いていると、側でじっと覗きこんでました。

おやおや珍しい、こんなこともあるんだなとその間に色々家事を済ませていたのですが、なにやら声が聞こえて来たので様子を見に行ってみると

父親の後ろで「ほらー!ヘビが出てきた!

ほらー!」とぶつぶつ言ってました。

その手には黒の靴墨が握られ、ぎゅーと掴まれ、にゅるにゅると靴墨が出ていました。

既に服も顔も真っ黒け。

手にはソフトクリーム状の靴墨。

男の人って、一生懸命何かやってるとすぐそばでそんなことが起こっててもなかなか気付かないもんなんですねぇ。

すぐにキッチンの瞬間湯沸かし器に運ばれて石鹸で擦られましたが、残念なことに彼の服は助けることができずお亡くなりになりました。

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