こどもの探究心と親の苦悩

こどもの探究心には出来るだけ口を出さないスタンスをとっている。親の都合でやる気を削ぐことだけは避けたいため、少々よろしくない行動を取っていたとしても怪我をするような事さえしていなければ、注意をするのはその後でゆっくりと。

どんな行動にせよ本人的には理由があってのことなんだからと自分に言い聞かせながら見守っているのだけれども先日息子から衝撃の研究結果を報告されたときにはさすがに脳が固まった。

「タブレット端末はちんちんでも操作可能である」

わたしは戸惑った。言語を咀嚼し理解するまでに時間がかかった。

タブレット端末を陰茎で操作。

そっと自分の指先を見る。

さっきタブレットでレシピを検索したけれど、その端末はチン操作済みだったのだろうか。

それから突如笑いが込み上げてきた。

そうだよね、指先で操作できるのなら足の指でもいけるかもしれないと考えるのは自然なことだろうし、結果足の指やら鼻やら試して動かすことができたとなれば、

次に4歳の男子がやることは……!

仮説を立てて実験し、結論を導き出すその姿勢、行動力非常に良し!

とはいえ。

共有物にちんちんを当てるのはよろしくない。

それから家の中だけとはいえみだりにちんちんを出すのもそろそろやめて欲しい。

そして笑いをこらえるのが辛い。

さまざまな感情が渦巻く。

さて何から処理して行くべきだろうか。

悩んだ挙句、

笑いをこらえつつまずは真剣に研究結果への感想を述べ、探究心と行動力を褒めてから共有物の扱いとちんちん関連の注意という流れが妥当だろうと判断したわたし。(その間2秒くらい)

口を開いた瞬間まめから

「でも……ママとゆめちゃんはちんちんで動かしたいときにどうすればいいの?」

と聞かれ盛大に吹き出して崩れ落ちた。

どんなときだよ。

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